飼い犬が他人に噛みついたときは補償される?

賠償責任保険は、意図せず他人に損害を与えたときに補償してくれます。

保険契約者本人のほかにも配偶者や同居の家族、別居の未婚の子など、
1つの契約で家族も補償対象になります。

一方、飼い犬や猫などのペットについては契約書などに明記されておらず、
実際に補償対象になるのかどうか分かりにくいです。

そこで、飼い犬などのペットが噛みついたりモノを壊したとき、
その行為に対する賠償責任が補償されるのか調べてみました。

賠償責任補償の対象範囲

一般的に、賠償責任保険の補償対象は以下のようになっています。

  1. 本人
  2. 配偶者
  3. 本人または配偶者と生計を共にする同居の親族
  4. 本人または配偶者と生計を共にする別居の未婚の子
  5. 本人の親権者または監督義務者

通常、普通保険約款や重要説明事項などに明記されています。

やはり、犬や猫などのペットについては書かれておらず、
契約書面だけでは補償されるのかどうか不明です。

WEBサイトでの補償事例

各社の保険を紹介するWEBサイトにおいて、
支払い事例 の1つとしてペットによる事故が紹介されています。

  • JCBトッピング保険
     - 飼い犬が他人に噛み付きケガをさせてしまった
  • イオンカード会員専用保険
     - 愛犬を散歩中、通行人に噛みついてケガをさせてしまった
  • セゾンカード会員限定保険
     - ペットが他人にかみつきケガをさせた
  • おとなの自動車保険
     - 散歩中に、飼い犬が他人に噛み付いてケガをさせてしまった
  • チューリッヒ自動車保険
     - 散歩中、飼犬が他人に噛みついてしまった
  • COOP(コープ)共済
     - 鎖につないでいた犬の首輪がはずれて通行人に噛みついてケガをさせた

WEBサイトでの紹介事例のため変更になる可能性はありますが、
それでも何らかの明示があると安心できます。

ペット保険

ペットの病気やケガに備える ペット保険 においても、
特約などとして賠償責任補償を付けることができます。

犬や猫が他人に噛みついてケガをさせたりモノを壊したときなど、
説明書類に具体的な補償内容が書かれていることが多いです。

さらに、ドッグランの参加しているときに犬同士が衝突した場合、
保険契約者以外の人がペットを管理していた場合など、
保険金を受け取れないケースについても例示されていることがあります。

ペット専用の保険なので具体的で分かりやすいですが、
賠償責任補償の上限金額として最大1,000万円と少なめです。

さらに、ペットの種類や年齢など加入条件もあるので、
手軽に保険を利用するのは難しいところです。

まとめ

犬や猫を飼っていれば賠償責任を負うケースは十分に考えられます。

特に、愛犬による噛みつき行為は人身事故につながるため、
思いがけず高額な賠償金を請求されることも考えられます。

そのため、賠償責任補償は欠かせない保険の1つで、
ペット保険に加入しておけば確実といえそうです。

ただ、ペット年齢による加入制限や補償上限金額が少ないなどの課題もあり、
実際にはどの保険を選ぶのか難しいところです。

現状では、JCBカード会員専用のトッピング保険 のように、
支払い事例が例示されている保険に加入しておくのが無難といえそうです。

それでも、実際には事故ごとの判断になる可能性が高いので、
重要事項等説明書を確認したり保険会社に問い合わせるなどして、
契約前に不明な点を確認しておく必要がありそうです。

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