個人賠償責任保険に加入する必要性は?
日常生活における賠償責任を補償してくれる個人賠償責任保険。
自転車でぶつかったり子供がモノを壊したりペットがかみついたときなど、
1つの保険で様々な出来事に対応してくれるのが魅力です。
また、
三井住友VISAカード
なら毎月の掛金も140円~と少額で、
年額2,000円程度で家族全員が補償されるのも助かります。
ただ、少額とはいえ定期的な出費になるわけで、
もし必要がないのであれば加入せずにカットしたいところです。
そこで、個人賠償責任保険の必要性についてまとめてみました。
30年分の保険料
三井住友VISAカード
のポケット保険で1億円に加入すると、
月額140円で年間では1,680円の保険料が必要になります。
途中で掛金が変わる可能性もありますが、
そのまま据え置きとすれば30年間継続すると総額50,400円になります。
もう少し掛金の高いセゾンカードの「ご迷惑安心プラン」になると、
1億円補償で月額300円、年額3,600円、30年で108,000円かかります。
クルマの板金修理やケガの治療費など、
30年のうちに1回でも事故があれば超えそうな金額といえそうです。
補償対象と補償金
1つの保険で契約者本人に加えて 配偶者や子ども も補償対象になります。
そのため、3人家族であれば実質の負担金は3分の1で、
三井住友VISAカードなら1人あたり16,800円/30年になります。
一方の補償金1億円は対象人数が増えても上限1億円のままなので、
より高い上限3億円の保険に加入する必要はありません。
ただし、それぞれの保険ごとに
免責(自己負担金)
が設定されており、
保険金を請求するとその分だけは自己負担する必要があります。
とはいえ、多くても免責金額は5,000円程度になっており、
補償金1億円に比べればわずかな金額です。
事故の可能性
自転車でぶつかったり飼い犬と散歩中に他人に噛み付いたり、
またスキーやスノーボート中に衝突したりゴルフ中の事故も考えられます。
また、ショッピング中に高額な商品を汚したり、
子供が遊んでいるときに他人のモノを壊すこともあるかもしれません。
商品によってはそれなりの負担になるほか、
人身事故になると賠償金が高額になる可能性があるので注意が必要です。
といっても、賠償金が必要なる事故はそれほど多くなく、
子どもやペットがいなければ保険を使うケースは大幅に減ってきます。
さらに、自転車に乗ったりスポーツをしたりすることもなければ、
加害者になる可能性はさらに低くなると思われます。
まとめ
家族が多ければそれだけ事故に遭う可能性が高まる一方で、
1人あたりの実質的な掛金は低くなるメリットがあります。
三井住友VISAカード
なら保険料は年1,680円なので、
3人家族なら1人あたり560円/年、4人なら420円/年と少額です。
少ない負担で1億円も補償してくれるのであれば、
賠償責任保険に加入する価値は十分にあるといえそうです。
一方、1人暮らしで自転車に乗らずスポーツもしないケースでは、
事故に遭う可能性は低く保険を使うことも限られてきます。
とはいえ、駐車場に停めてあるクルマを傷つけたりすると、
すぐに板金など修理代として数万円が必要になってきます。
1回の事故で30年分の保険料を超える可能性があることを考えれば、
保険に加入して備えておく価値は十分にありそうです。
もちろん、ずっと加入し続ける必要はないので、
自転車を買ったときなど必要なタイミングで加入することもできます。
三井住友VISAカードのポケット保険
であれば1ヶ月契約で、
しかもネット上で加入、変更、解約できるので検討してみるのも。